従来の治療とインプラント治療の違い

失った歯の修復法として、従来は人工クラウンやブリッジ、取り外し式の部分的な入れ歯、総入れ歯が利用されてきました。しかし、こうした代用品を口の中に確実に固定させるためには、隣りの健康な歯を削らなければならないといった問題がありました。

周りの健康な歯を削り、
ブリッジにします。
入れ歯を固定する為の
針金が、健康な歯を痛めます。
入れ歯がズレたり、
食べ物が内側に入って
痛かったりします。
↓ ↓ ↓
健康な歯を削ることなく、インプラントを入れます。 歯の無い部分に適切な本数のインプラントを入れ、固定式の人工歯を取り付けます。 数本のインプラントを入れて、入れ歯の固定源となる維持装置を取り付けます。
健康な歯を削ることなく、
インプラントを入れます。
歯の無い部分に適切な本数の
インプラントを入れ、
固定式の人工歯を取り付けます。
数本のインプラントを入れて、
入れ歯の固定源となる
維持装置を取り付けます。

また、従来の方法では失われた歯根までをも回復されるすべはなく、歯がなくなることによってできた顎の骨の中の空洞は放置されたままでしたので、やがてはこの歯根の喪失による空洞によって顎骨が萎縮する危険がありました。本来あるべき骨量が年月とともに大量に減少し、骨は「萎縮」した状態になってしまう場合もあります。

インプラント治療の利点

天然歯のような見た目になり、自然な見た目や表情を取り戻す事が出来る ↓ 他人の目が気にならなくなる! ↓
隣の歯を削る必要が無い骨が萎縮するのを防ぐ 義歯をしっかりと支え、入れ歯にあったズレや食べ物のカケラが入った時の痛みがなくなる
↓ よく噛める! ↓
身体の健康だけでなく、心までも健康にします!
インプラント治療のリスクに関して

インプラント治療は、外科的手術を伴うものです。細心の注意を払い治療を行いますが、術中の感染症や重度の糖尿病や骨粗しょう症の方は治療できない可能性があります。
また保険適応外のため、費用は全額自己負担となります。術前術後の注意点やリスク費用についても、しっかり説明いたしますので何でもお気軽にご質問ください。

前歯部欠損

術前写真

術前写真 術前写真
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術後写真

術後写真 術後写真 術後写真
治療内容

インプラント補綴による、失われた前歯の回復を希望して来院され、前歯部2本に治療を行いました。2か所にインプラントを埋入し、仮歯の装着、被せ物には、オールセラミックを使用し、約6か月の治療期間で自然な感じの前歯を再現することができました。

インプラント治療の流れ

  • 術前の精密検査と治療計画のご説明

    1~2回の通院が必要です。

  • インプラントの土台を埋入する手術(1次手術)

    1~3時間程度の手術を行い、2~3回消毒のための通院が必要です。

  • インプラント体と歯槽骨の結合期間

    インプラントと骨が結合する期間として2~6ヶ月間ほど期間を置きます。

  • 人工歯を装着する処置(2次手術)

    埋め込んだインプラントに土台となるアバットメントを装着させ、人工の歯を被せます。2~3回の通院が必要です。

  • 定期的なメインテナンス

    3~6ヶ月ごとの定期検診でのメインテナンスが必要です。

治療費(自費)

総額¥626,000

治療費(自費)
インプラント(手術、材料、かぶせ物代込み) ¥300,000~¥350,000
プロビジョナルレストレーション(最終的な仮歯) ¥3,000
インプラント加算(1歯) ¥10,000