今回は上顎前歯6本をオールセラミックで治療したケースの中で、まったく異なった主訴により治療をした症例をご紹介いたします。

第一症例
前歯の歯列不正を主訴とし、矯正治療を用いずオールセラミックにより歯列不正を改善し、かつ色調も元の歯よりも幾らか明るめのものを採用した症例です。
 

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術前
左右側切歯が内側に、左右犬歯がやや外側に萌出し、特に犬歯が口唇に強く触れるような感覚が気になり、また中切歯に比べ他の歯の色調が色濃く見えるのを気にされています。
 

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術後
オールセラミックによって審美性を回復いたしました。






第二症例
こちらはわずかに歯列の不正は認められますが、それよりむしろ以前におこなった保険のレジン充填の経年的変化により、特にレジンそのものの変色とそれに伴うエナメル質との色調の不調和を改善するためにオールセラミックで治療をおこなった症例です。
 

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術前
レジン充填そのものが茶色く変色してしまっています。

 

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術後
口元が明るくなり、若々しさを取り戻すことが出来ました。