上顎前歯6本をオールセラミックで治療したケース

今回は上顎前歯6本をオールセラミックで治療したケースの中で、まったく異なった主訴により治療をした症例をご紹介いたします。

第一症例
前歯の歯列不正を主訴とし、矯正治療を用いずオールセラミックにより歯列不正を改善し、かつ色調も元の歯よりも幾らか明るめのものを採用した症例です。
 
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術前
左右側切歯が内側に、左右犬歯がやや外側に萌出し、特に犬歯が口唇に強く触れるような感覚が気になり、また中切歯に比べ他の歯の色調が色濃く見えるのを気にされています。
 
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術後
ご希望通り歯列不正、携帯、大きさ、色調において改善することが出来ました。






第二症例
こちらはわずかに歯列の不正は認められますが、それよりむしろ以前におこなった保険のレジン充填の経年的変化により、特にレジンそのものの変色とそれに伴うエナメル質との色調の不調和を改善するためにオールセラミックで治療をおこなった症例です。
 
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術前
レジン充填そのものが茶色く変色してしまっています。

 
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術後
口元が明るくなり、若々しさを取り戻すことが出来ました。

 

看板リニューアル

もう気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、先日、当院の外にある看板を新しくしました。
 
FullSizeRenders2 FullSizeRenders

innai
併せて、診療時間、休診日等の案内掲示板も併設いたしました。

ご来院の際は、ぜひご確認くださいませ。

審美歯科のやり直し

当院へ来院していただく患者さんのうち、他院での治療のやり直し(やり変え)の頻度は比較的多いのですが、やり直しといっても大きく分けて2つのパターンに分類されます。
ひとつは、せっかく治療されたのですが満足のいく結果が得られず、治療後比較的短期間のうちに当院を来院され、治療に踏み切ったケースです。

例えば下記の症例のように、ラミネートベニアによる審美歯科修復を行った結果、充分な結果が得られず、オールセラミックによって治療のやり直しをさせていただいたものです。
 
before1 after1
術前(他院にて) 術後
術前、術後を比較すると、明るさと温もりを感じる口元となりました。


もう一つのパターンは用いた材料の特性による経年的変化が生じ、新たに、より良い材質に変更するためのやり変えを行うようなケースです。
下記の症例のように、経年的変化により摩耗、変色、歯質との境界面不適合が生じ、より審美的であり、強度(耐摩耗性)に勝るとされる材質(今回はE-max)へ変更をさせていただいた症例です。
今回の治療は左右の第一大臼歯です。
保険適応の材料で白く治療をされたのですが、もともとかみ合わせと食い縛りが、やや強い方なので、早期に磨り減って一部脱離してしまっています。
 
before2 after2
術前
約3年ほど前の治療だそうです
術後
E-maxで治療いたしました

これらのように同じ「白い歯」「審美歯科」と言っても、材料や考え方が日々進歩しております。同じようなお悩みをお持ちの方は是非ご来院ください。
水曜日限定(要予約)の無料相談をご利用いただければ、気軽にご相談いただけます。

 

今日の歯科材料

今日の歯科材料は日々進化を続けています。
従来の審美歯科の主流はメタルボンド(陶材焼き付け鋳造冠)でした。
そこへ十数年前、金属を使用しないセラミックとしてアルミナオールセラミックが登場し、メタルボンドはその主役の座を奪われました。
その後、アルミナオールセラミックの強度的問題を解決したジルコニアオールセラミックが登場し今日ではこれが主流となっています。
一方、部分的な審美的修復材料はセラミックとレジン(合成樹脂)が、現在も多く用い続けられています。耐摩耗性や耐久性、破折強度、曲げ強度など一長一短ある中で、歯科医師が患者さんにとってふさわしいと思われるものを選択して使用してきました。
近年、二ケイ酸リチウムを主成分とするe-max(イーマックス)と言われるセラミックが登場し注目を集めています。
e-maxは従来のセラミックとレジンの欠点を補った(程よい硬さで割れにくく、かつ変色しない)材料と言っていいでしょう。
当院ではこのe-maxを含め、各種材料を当院技工士および外注委託技工士などと、考察し検証を重ね、患者さんのご要望と口腔内のかみ合わせの状態等を考慮し、もっともふさわしい方法をご提案し、安心してご使用いただき喜んでいただけるように心がけております。

>>e-maxの症例はこちら
 

私の師匠のことば

私が師と仰ぐ先生のおことばに次のようなものがあります。それは、 「立ち食いそばを食べたい人には、心のこもったあたたかいそばを食べさせてやりなさい。そばの食べたい人にどんなに腕をふるってフランス料理のフルコースを提供しても、決して喜ばないよ。」と。 とかくわれわれ医療人はベストの方法すなわち、患者さんにとってもっとも良いと思う方法を選択したくなります。

当然、われわれは専門家ですから患者さん方に患者さん方の知らない、いろんな考え方、治療方法を情報提供する義務と患者さん方の主訴を改善するする義務とがあります。

しかしながら、時として一生懸命しようとするあまりオーバートリートメントとなってしまう危険があります。

そうなると、「どこそこの歯医者で、痛くもない歯を抜かれた、削られた。」ということになってしまうのです。

いついかなる時でも、インフォームドコンセント(患者さんの治療に対する理解と協力)をきちんとしなければいけないという、私の師匠の教えです。

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